MTG:毛皮骨肉工房

プレインズウォーカー毛皮骨肉の、まったりmtgライフをお届けします

2016年04月

お久しぶりです。ケガワコツニクです……。


長い間、空白の期間を開けてしまい、申し訳ありません。
現在進行形で、超ストレスが続いていますが……友人達の言葉に励まされ、ブログを再開させていただくことになりました。


心機一転、バリバリと更新させていただきます!……とはいかないかもしれませんが、頑張って更新していきたいと思いますので、どうか気長に見守っていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。








回る。

視界がぐるぐると回る。

目を開けてはいる。しかし、何も見えない。

暗闇……と言っては、やや安直だろうか。

もはや、目を開けているのかどうかも怪しい。

ただ、暗い中をぐるぐると回っているだけの感覚。

ここは、どこだ?

回る。

止まることはない。絶えることのない闇。

コツン……。

一つ、足音が聞こえたような気がする……。

痛い。

頭に鋭い痛みが走る。

ずきずきと、頭が膨らむような感覚。

コツン……コツン。

二つ、また足音が聞こえる。

断続的に続く痛みの間に、途切れながら散らばった記憶が見えたような気がする。

それは、吐き気のするような記憶ばかり。

コツン……コツン……コツン。

「やあ」


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三つ、足音がした時に、声がした。底無しの闇には似つかわしくない、風のような声。

そして不意に甦る、骨肉としての記憶。

「ここは、楽しいかい?」

楽しい?

なんだそれは……なんだそれは。

苦しい。声を出そうとしても、出やしない。

「唱えてやるよ」

風のような声の彼は言った。

「もう一度」

甦る記憶の断片。

しかし……ワタシは、かつてプレインズウォーカーとして……。

「お前なんて、俺からすれば、刹那的な命にしかすぎないのさ」

ワタシの心を見透かしたかのように、彼は笑った。

「だから、一瞬しか更新できない。だがそれでも……」

そうか……。求めてくれる光があったんだ。

詠唱する声が聞こえる。

そして、闇は光と転じ、視界が開ける。

「すまない……また見てくれるだろうか」

ワタシは、空を見上げて呟く。

空には曇天が広がっている。まだ雲行きは怪しい。

しかし、いつの間にか、頭痛は収まっていた。




















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